たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ダンガンロンパ THE ANIMATION 第4話「週刊少年ゼツボウマガジン

(非)日常編」感想
原作ゲーム未プレイ。一切原作ネタバレ無しで観てるので、その手のコメントはご容赦を。
(以下ネタバレ)
いきなり小林幸子が歌いだした時はどうしようかと思いましたが、特に本編には関係なかった(?)所を見るに、これもゲーム上の演出の再現、なんでしょうかね? リズムゲームっぽい構図とか、作中のミニゲームのようにも見えるし。
さて、既に三人がリタイアしてしまった中で、一部ギスギスした空気を醸し出す人間がいるものの、とりあえずは穏やかな日々が続くと思われましたがそこにモノクマから「24時間以内に誰かが殺人を実行しないと恥ずかしい過去をバラす」というカンフル剤が投入され、その目論見通りに犠牲者が……。
犯人を特定するにはまだ材料が足りませんが、個人的に気になった部分と簡単な考察をば。

気になった点

  • 何故、十神は迷わず女子更衣室のノブに手をかけたのか?
  • あまりにも分かりやすいが、本当の殺害現場は男子更衣室であり、カーペットと血痕の付いたポスターがそれぞれ女子更衣室のモノと交換され偽装されているっぽい。
  • 不二咲の制服の上着に付いた血痕の量より、スカートの中から足にかけて伝っている血痕の量の方が明らかに多い。制服もしくはスカートは殺害後に着せられた可能性がある。
  • 霧切が不二咲の腰の辺りを調べている時に何かに気が付いた。
  • 女子更衣室にあったはずのサンドバッグが無くなっている。
  • 図書室の延長コードを死体を吊るすのに使ったという事は、午後2時以降、十神が図書室で本を読んでいない事に繋がる(苗木の発言から電気スタンドがないと薄暗くて何も見えない事が察せられる)。
  • 連続猟奇殺人鬼の手口と似ているというが、生徒達の中に殺人鬼が混じっていなければ真っ先に十神が疑われるはずなのに、わざわざ自分からその知識を明かした十神の態度の不自然さ。
    • 更には犯行に必ずハサミを使うというジェノサイダーショウの犯行と今回の犯行とでは凶器が異なるのに、何故十神はジェノサイダーショウの犯行だと印象付けようとしたのか?

上記踏まえた考察

  • 男子更衣室・女子更衣室両方が現場となっている為、結果として男女両方の電子生徒手帳が必要になってくる。その為犯人は男子で不二咲を殺害後彼女の電子生徒手帳を使って女子更衣室を解錠した(貸与は禁止だが強奪は禁止していないので)――というのはミスリードで実は不二咲は「男」であり、つまり犯人は女子、と推定。
    • というのも、女性陣にプールに誘われた際に不二咲が明らかに動揺しており、女子更衣室前でのやりとりの最中も冷や汗をかいていたので、「彼女」は実は男の娘だったのではないかと。霧切が死体の腰の辺りを調べていて気付いたものは「性別」だったんじゃなかろうか?
  • もっと妄想を進めると、上記前者案の通り殺人犯は男子で、不二咲を殺害後その電子生徒手帳を使って女子更衣室に運び込む予定が、不二咲が実は男だった為に女子更衣室の鍵が開けられなかった。そこで一計を案じとある女子生徒をたらし込み、何がしかの理由をつけて死体を女子更衣室に運び込ませた。ついでに彼女に罪をかぶせる計略を思いついた。
  • というのもミスリードで、実は死んだ生徒達の電子生徒手帳が使いたい放題の状態だったので誰にでも犯行は可能で、もう少し別の角度から見る必要がある、というのもありか?

どちらにしてもちょっと情報が足りない、かな。普通に考えたらどうみても十神と腐川が怪しいけど。あと、サンドバッグの件が分からない。死体運搬に使用した?
まあ、本作は視聴者に推理させるというよりも学級裁判パートでの畳み掛けるような論戦の臨場感を愉しむものだと割り切っているので、これ以上は考えないようにしますが。