「暗殺教室」(5)感想
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/07/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (43件) を見る
この巻では遂に渚くんにまつわる重要な事実が明かされましたね。そう、渚きゅんが男だったという事実が!!(ぉ
てっきり最後までお茶を濁すものと思っていましたが、そういった予想外も本作の醍醐味ではあるかも。作中でも「渚、あんた男だったんだ」とキャラクターからツッコミがあるというメタ要素も入れてきてますし、やっぱり狙ってやっていたのかな、と。
……性別の話はこれくらいにして、渚の秘めた才能については、第一話の時点で既に伏線があったので熱心な読者の皆様はお気づきだった事だろうと思います。
相手を死に至らしめるだけでなく、自分の身も危険に晒す暗殺方法を実行するのに何のためらにもなく殺気も怯えもみせずに冷静に――あるいは冷酷に――実行して見せるその胆力。思えば、彼がいつも話の中心にいるのは語り部だからという理由だけではなく、もっとも真剣に暗殺に取り組んでいたからなんですよね。
しかし、教育者としては「暗殺」なんて特技を実社会で役立てる方法を考えなきゃいけない訳で。殺せんせーには何か考えがあるようですが……。