たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

革命機ヴァルヴレイヴ 第9話「犬と雷」感想

サブタイトルは公式サイト表記を採用。
(以下ネタバレ)
ハルトの肝いりで正式に「亡命」したエルエルフの指示の下、戦闘訓練に励む学園の生徒達。そんな中で、大切な人を失った悲しみをもてあますキューマと友の仇を自らの手で討つ事に拘る山田の想いを利用したエルエルフの思惑が人知れず進行していた――。
散々前振りはあったものの、やはりキューマと山田(あくまで山田)がヴァルヴレイヴに乗り込む事に。山田は気付いていないようですが、キューマはエルエルフが自分を誘導した事に気付いていたようですね。固定砲台が破壊される直前にスタイリッシュに脱出した所をみるにキューマの潜在能力って元々高かったようですから、エルエルフとしてはいい駒を見つけた気分だったんでしょうね。
そしてハルトに続いてキューマまで死んだアイナの幻を見てしまいましたが、もしかしてヴァルヴレイヴには死んだ者の魂的な何かを収集する機能でもあるんでしょうか? ただ単に潜在意識が見せた幻とも思えないのですが。
相変わらず細かい粗をつついたら数限りない作品ではあるんですが「細かい事はいいんだよ!」と言わんばかりのバトルシーンと展開に思わず熱くなっている自分がいたり。出来れば変な欝展開や主人公を嫌いになるような展開は挟まずに進んで欲しいな、と。
そして貴生川教諭から語られる衝撃の(?)事実。「この学園と生徒自体がヴァルヴレイヴの為に作られたものだったんだよ!!」には、独り「Ω ΩΩ< な、なんだってー!!」とツッコミを入れてしまいましたw
「はじめから仕組まれた子供達」と言えばやはりエヴァンゲリオンが原典になるでしょうか? 子供達だけで戦争の中生き残りをはかるという設定は言わずもがな機動戦士ガンダムのオマージュでしょうし、学園生徒が丸ごとというと「無限のリヴァイアス」を連想するし、「細かい事はいいんだよ!」というスタイリッシュさだけを追求したバトルシーンはガンダムSEEDを思い起こさせますね。
次はどんなロボットアニメのオマージュが飛び出すやら。いい意味で期待。