リトルバスターズ！ 第13話「終わりの始まる場所へ」感想

原作ゲームはコンプリート済み。なるべく原作厨的発言は控え、原作ネタバレは最小限で。
（以下ネタバレ）
いきなりホラー展開になったー！！ というのが初見の方の印象なんじゃないでしょうか？　原作知っている人間からしてもいきなりファンタジーな展開になった感が否めず、もう少し丁寧に伏線を張れなかったものかな、と残念に思ったり。
この手の「人々の記憶から存在が消えていき、最終的にこの世からいなくなるor影の自分に取って代わられる」というお話自体は決して珍しくなく、Key作品の源流とも言える「ONE」でもお馴染みの主題ですが、今回の場合あれだけ仲の良かったリトルバスターズの面々の記憶からも完全に消え去ってしまっているという所に一際の寂しさと恐怖を感じますね。
――とはいえ、結局理樹だけが覚えている展開ってアニメの制作陣が語っていた「原作と違い仲間の絆で乗り切る」というノリと矛盾してしまう気がするのですが……。せめて理樹のパートナーたる鈴だけは一緒に覚えている、という位の改変をしないと理樹が美魚に入れ込みすぎ＆他の仲間が薄情に見えてしまうな、と。
その他、美魚の儚げな笑顔と美鳥の蠱惑的な笑みが対照的でした。

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