たこわさ

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新世界より 第七話「夏闇」感想

原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
消耗し後数回しか呪力が使えなくなった覚を戦術でカバーし奮戦する早季。だが、彼我の圧倒的戦力差を前に追い込まれ――。
いやいや、今週もハラハラドキドキさせてくれました。奇狼丸達、大雀蜂コロニーの援軍により土蜘蛛を撃退したものの、禁を犯した自分達に対し倫理委員会がバケネズミ達に処分命令を出している可能性を懸念する覚。そしてその懸念は現実味を帯びてきて、二人は再び夜の逃避行を……。
他の三人と偶然に近い形で再会した件は少々疑問が残りますが、それよりも奇狼丸が早季達の処分命令を受けていながら「自分の意志」で逃亡を手助けしてくれた、というところが気になりました。バケネズミ達がどうして生まれたのか? という点も含め、世界に満ちた欺瞞の正体を奇狼丸は知っていて、少しでも人間側の味方を増やしたいので早季達を助けたのでしょうか?
呪力を自力で取り戻す方法も見つけ、大人達にばれずに無事に帰路に着いた早季達ですが、やはりこの世界を覆う欺瞞から逃れられた訳ではないようで……。次回からは少し成長した彼女達が活躍するようですが、どうなることやら。
あと、少し気になったのは、覚があれだけ頑張って結果も出したのに、心が折れそうになる瞬間に早季が思い出したのが瞬とのさりげないふれあいだった、という所でしょうか。覚切ないw

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