たこわさ

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新世界より 第六話「逃避行」感想

原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
作画が戻りましたね。やはり前回のは狙ってああいった絵柄になっていたのか……? 早季と覚の外見年齢も元に戻ったし。
さて、毒ガスによる奇襲と洞窟の崩落により完全に閉じ込められてしまった二人。お互いに励ましあうも、既に手はなくまさに袋の仲の鼠状態。
しかし、早季には一つの秘策があった。以前、ちょっとしたイタズラ心から覚とお互いのマントラ――作中の描写を見るに呪力のON/OFFを切り替える為のキーワード――を一瞬だけ見せ合った時に、少しだけズルをして自分だけ覚のマントラを覚えていたのだ! 早季ちゃん可愛い顔して策士!w
呪力を封じ、また開放する為の文句もよく覚えていたものだな、と感心するも、実はそれも遺伝子レベルで刻み込まれた情報だったりしたら怖いな、とも思い。
とにもかくにも早季の秘策により呪力を取り戻した覚。その超絶なパワーで一気に窮地を乗り越えます。目に見えて呪力のパワーが上がっているような気がしますが、やはり異常な状況下で呪力を開放した事によって、教育や遺伝子改造で抑えられていた破壊衝動が頭をもたげてしまっているのでしょうか?
まあ、それだけではなく、覚としては早季を自分の手で守る、という意志の力も働いていそうですが。崩落の時にとっさに早季を庇った態度といい、いざって時は男の子なんですな。
土地のバケネズミとも合流し、土蜘蛛の包囲網を突破し殲滅する為に動き出す二人。しかし、土蜘蛛の異様ともいえる能力とずる賢さに苦戦し、消耗する覚。そして一同の前には信じられないほどの土蜘蛛の大群が……。
またまた大ピンチで「続く」となって目が離せない訳ですが、あれこれって先に早季のマントラも覚に教えて呪力開放しておけばよかったんじゃない? とか思ったりなんかするんですが、出来ない理由でも有ったのですかね?

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