ジョジョの奇妙な冒険 第1話「侵略者ディオ」感想
まさかこの時代になって本作がアニメ化されるとは……。
(以下ネタバレ)
予想通りというかなんというか、原作のあの独特の雰囲気を醸し出すのはアニメでは無理ですよねー、という感じ。ただ、スタッフもそれを分っているのか「あえて」色調を原作と変えてみたり、所謂「ジョジョ語」の登場シーンはどこかギャグ調(というかFlashアニメっぽい)だったり、原作の特徴である描き文字をおそらく意図的に「わざとらしく」使用していたり。
決して「原作の素晴らしい再現」ではないんですが「原作を分っている人間が作っているな!」という雰囲気がプンプンしてきて、そういった意味では好感が持てました。
ただ、色々と端折って展開を早くしているのが少々不安要素。原作冒頭の「儀式」のシーンを飛ばしているので、本作が「伝奇モノ」であるという事が少々伝わりにくいし、ジョジョとディオが「石仮面」に興味を持つきっかけとかディオがどういった経緯を経てあんな性格になったのかとか、そこいらの描写が削られやしないかなぁ、と。
そしてED曲がYESの「Roundabout」で色々な意味でびっくり。何故この選曲……? イントロ聴いて「おう、また堂々と洋楽をパクる新人バンドか!?」とか思ったら本人達だったでござるの巻ですわw
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