Fate/Zero 第十七話「第八の契約」感想
(以下ネタバレ)
- 言峰覚醒回。
- いったん自覚してしまえば後はもう坂道を転がり落ちるが如く、彼の行動はエスカレート。ギルガメッシュの誘いに乗り師である時臣を後ろからバッサリだ!!
- 自らが贈った得物で殺害されるとは夢にも思っていなかったであろう時臣。遠坂家お得意のうっかりスキルが見事に発動してしまった訳ですが、しかも、Fate/stay nightの描写から察するに、あのアゾット剣が後に言峰の手から凛へと贈られる訳ですから、それはもう言峰は愉快で仕方なかっただろうなぁ、と。
- 一方、アイリスフィールの不調と聖杯戦争の因果関係も明かされた。言峰は「聖杯戦争は七人のサーヴァントを生贄として捧げる事が目的」と語り、アイリスフィールは自らを「器に人格を与えたもの」と言った。今までのアイリスフィールの不調は、サーヴァントが一体死を迎える毎に悪化していっている訳なので、つまり生贄となったサーヴァントの魂(?)で「器」が満たされ本来の機能――聖杯として働き出したから、それに伴い「殻」であるアイリスフィールの生命活動は……。
- 切嗣の冷徹さは「結果はどうあれ最愛の妻を必ず失う事になる」という事実を鑑みれば、当たり前の事なのかも。
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