ギルティクラウン 22「祈り：convergence」感想

（以下ネタバレ）

• 予想の範疇を超えない最終回でしたが、私的にはまあ及第点という印象でした。
• 全体を通してみると、やはり細かい脚本の粗やキャラクターの言動のブレがいかにも残念な作品だったなぁ、と。
  • ただ、10代の少年少女がリアルにあの環境にブチ込まれたら行動の一貫性なんてものは期待できないだろうな、という意味において、後半の展開にはそれほど異議がなかったりします。特に、シュウはヘタレはヘタレなりに頑張っていたんじゃないかな、とさえ思ったり。
• 私的にはエピローグがもう少し長くてもよかったんじゃないかな、と。皆が一堂に会する機会が死んだハレの誕生日、という設定には不覚にもホロリ……とまではいかないまでも少し感心したり。
• 後年、この作品を思い出すとしたら「ああ、あのコードギアスになり損ねた作品ね」といった評価になるんじゃないかな、と。

ギルティクラウン 4【完全生産限定版】 [Blu-ray]

作画と演出、音響面だけ取ればかなり出来のいい作品だったんじゃないかな、とも思ったり。