たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

新ヤッターマンOPについて追記

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1079880.html
ブクマの方で結構脊椎反射なコメントを書いてしまったので、痛いニュース入りを機にちょっと追加でコメントをば。
まず誤解のないよう断っておくと、ヨっちゃんと世良さんは超が付くほど好きなアーティストです。ただ、それだけになお酷さが際立つというか、そんな感情を抱きました。
普通のカバー曲とかトリビュートアルバムの一曲だったなら、きっと気に入っていたと思います。ただ、「今この時代でわざわざ復活したヤッターマン」という存在において、適切なオープニングソングであるかどうか? という観点で見ると、何というか、何がやりたいのかさっぱりわからないんですよね。「わざわざ」骨董品である「ヤッターマンの歌」を引っ張り出しておいて、我々古い世代にとってのヒーローだったアーティストに、ほぼアコギのみの漢らし過ぎるアレンジで歌わせて、一体何を我々視聴者に訴えかけたいのか、と。
新時代を狙ったとは思えず、ノスタルジーを漂わせるわけでもない。正直、気持ち悪い。居心地が悪い。感情を逆なでにする。
山本正之さんは、今の音楽業界の裏の仕組みもよく分かっている人だから、おそらく訳の分からん若手アーティストにむちゃくちゃにアレンジされた「ヤッターマンの歌」が出来上がっていたとしても、「若い世代に訴えるものがある、親しみのあるものならば」文句など言わず認めてくださったと思います。実際ご本人のコメントからもそれらしき心情が読み取れます。
私はブクマのコメントで「山本さんに謝れ」と書きましたが、それは「よき老人」的スタンスを取っていた山本さんを見事に裏切ってくれた新ヤッターマン担当者に向けた言葉であります。もう、謝って済む問題じゃないと思いますが。
私的には、好きなアーティストが手がけていても、使われ方次第ではこんなに不快感が湧くものなんだな、とちょっと寂しい気持ちにさせてくれた騒動であります。

後、一番重要なところだけど

山本正之を「一発屋」とか言っている不勉強なゆとり君達は、本当に終わっていると思いました。