アニメ版「AIR」
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: Blu-ray
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が、よりにもよってこれを一気に観たのは失敗だった……。
(以下ネタバレ)
「AIR」という作品は、「大きな物語」として受け取るか「小さな物語」として受け取るかで、結末に対する解釈が180度変わってしまう作品であると思います。前者として捉えるとハッピーエンド、後者として捉えると苦い結末、と言った感じに。私は後者の認識があるので、正直あの結末を目にするたびにかなり凹んでしまします。
で、このアニメ版は、その凹みを更に大きくしてくれました(褒め言葉)。
つーかねぇ、往人&観鈴が大好きな私としては、やっぱりあの終わりはねー。ちょっとねー。という感じ。
せめて、ラストで少年が見送った往人と観鈴は、すべての運命から開放された後の二人だ、みたいな事を匂わせてくれたなら救いもあったんでしょうが。もちろん、それだと原作を逸脱しすぎますが……。
「あの難しい原作をよく」という意味では、ここ数年の原作付アニメの中でもかなりの出来だったのではないかと思います。
やっぱり京アニすげー。