たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

例の「ドラえもん最終話」に小学館から正式にクレームが

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/911284.html
さもありなん、と言った所でしょうか。
小学館としては、同人作品を正式に糾弾するというのは本意では無いでしょうが*1、売れすぎた事・あまりにも話題になりすぎたこと・絵柄がF先生のそれを再現するのに終始している事等など、最早「ファンが自由に想像をめぐらした世界」とはかけ離れてしまっているので、手を打たざるを得なかったのでしょうね。
二次創作系同人誌がなくなる、なんて心配をしている方も多いようですが、出版社はどっかの音楽業界と違ってある程度の良識をもっているはずなので、まあ大丈夫でしょう。多分。
ちなみにこの「最終話」、世の中では随分もてはやされましたし、話自体は良く出来ているとは思うのですが、私的には原作設定をないがしろにしすぎた展開や、あまりにもF先生の絵柄のトレースに終始してしまっている点などから、良い印象をもっていませんでした。しかも、この漫画描いた方って、物語自体を考えた訳じゃないはずだし……。

*1:もし出版社が片っ端から同人作家を告訴したりすれば、それは結局自分の首を絞める結果になるのは明白。