たこわさ

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バイオエタノール、経産相が「導入」表明

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060411ddm008020122000c.html

バイオエタノールは、ブラジルや米国で70年代の石油危機を機に代替燃料として注目され、特にブラジルではガソリンに20〜25%混合して自動車用燃料として使うことが義務付けられている。また植物の生育時に二酸化炭素(CO2)を吸収するため、CO2対策の燃料としても期待されている。

 日本では国産原料が乏しいため、導入は進んでいない。経産省は、バイオエタノールなら3%程度、バイオエタノールから派生した「ETBE」という生成物なら7%程度をガソリンに混ぜて燃料として使っても、自動車部品に影響が出ないことを確認。本格的に導入を検討することになった。

バイオ燃料先進国であるブラジルに学ぶ事は大切ですが、この記事のニュアンスでは国内生産を目指す意図は伝わってきませんね。アサヒビールが、沖縄の農業研究センターと協力してバイオエタノールの製造工場を立ち上げていましたが、そこら辺は政府的にはスルーなんでしょうか?*1
結局の所、燃料自体の自給率を上げないことには根本的な解決にはならないわけで。また新たな国外依存体制が作り上げられるのではないかと、今から危惧してしまいます。

参考リンク
[「安いガソリン作れ!」〜サトウキビ畑が油田に変わる〜

*1:そのプロジェクトは国も関っているはずなんですが、アピールが少ないような?