たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Fate/stay night 第9話「月下流麗」

久々に長丁場のアクションがある回ですが、さて(以下ネタバレ)。

激渋(キャラじゃなくて役所が)の呼び声高い名脇役、アサシン・佐々木小次郎の登場なわけですが、これ、原作知らない方はあっけに取られたでしょうね。「え? 今までのサーヴァントは神話系だったのに、ここに来て実在の人物!?」って感じで。立ち回りも「アサシン」のイメージとは大分乖離してますしね。
アニメで今後解説があるかもしれないので詳細は書きませんが、アサシンに「佐々木小次郎」という明らかに違和感の付きまとう英霊(かどうかも怪しい)が採用されているのには、きちんと理由が存在します。違和感に萎えてしまった方も、どうかご辛抱をw
で、久方ぶりのアクション作画ですが……、バーサーカー戦位までにあったショボショボ感が、うまい感じに無くなっている様に感じました。暗闇に剣戟の軌跡だけを描写する手法は、下手をすると手抜き感が漂うんですが、そんな事もなく、実に効果的な演出だったのではないかと。
風王結界(セイバーの剣を隠している風の結界)の描写は、ちょっと好みが分かれるかも。
「燕返し」は可もなく不可もなくな感じだったけど、あれはあれで良いのではないかと。
さて、ほぼアニメオリジナルであるライダーVsキャスターのシーンなんですが、先行プロモDVDで骨子が出来ていたとはいえ、かなりハイクオリティなアクションシーンに仕上がっていて吃驚。マジックシールドとマジックミサイルは漢の浪漫ですぜ!(?)
さて、次回はまあ何とも一部の視聴者が喜びそうなお話なご様子。再び、原作の良い所取りな展開になるのか、欲張らないでFateルートに絞り込むのか、少々気になる所です。