たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Fate/stay night 第4話

もう4話なのか、まだ4話なのか微妙な所ですなぁ(以下ネタバレ)。

OP前のシーンがほぼ前回のダイジェストというのは、妥当な構成だけれどもタダでさえ尺がタイトなんだから無駄遣いにも思えますね。ま、穿ちすぎな見方ですが。
さてさて、今回はVSバーサーカー編なのですが……ちょいと戦闘シーンの見せ方がありのまま過ぎて、バーサーカーの迫力が伝わりきっていないと言うか、電線の上を駆けるセイバーがマヌケと言うか。
手堅く描こうとした結果なのか、枚数or時間がきつかったのかは分りませんが、もう少し大味な演出でも良かったんじゃないか、と思わずにはいられない。士郎のやられ方も、アニメ版北斗の拳でお馴染みの手法を使えば、原作通りのエグイやられっぷりを伝えられたんじゃないかな、と。ガンド撃ちの描写もヘッポコすぎるし……。
後、アーチャーがダメージ回復中である事を語った台詞が今の所一つもないんですが。あれじゃあ、「ヤバイ」とか言っておきながら凛が戦力を出し惜しみにしているようにも見えちゃいますね。実際にそんな流れだったら、それはそれで面白いんですが。
で、ここまで観ていて分った事。このアニメのスタッフは、大味なアクションシーンと長台詞の間の絵を考えるのが苦手みたいです。アクションは全体的に、キャラクターの動きをクローズアップする事よりも、場面の全景を描く方に力を入れすぎな感じ。映画で言えばカメラワークが生真面目すぎて面白みが無い感じ。長台詞の時は、何かキャラクターの動きをどうしても描かなければ気がすまないみたいな空気を感じる。今回の、凛が士郎と話しているシーンで、何かやたらと凛が動き回って茶を入れたりもしてたけど、あれはちょっとマヌケかも。台詞の緊迫感を高めるならもう少しイメージ画像とかを交えないと。

……とまあ、今回も色々と不満点が多いのですが、予告編まで観たら俄然「次回に期待!」状態になってしまいました。だって、今まではFateルートを忠実に追っていたのに、次回予告にUBWルートのシーンである「放課後校舎での凛との命がけの鬼ごっこ(?)」らしき場面があるじゃありませんか。後、セイバーに挑戦するタイガーとかも。
それと、今回の引きは原作ファンにとってはかなりツボでした。「おいおい士郎、なんか重要な事忘れてるぞー?」な感じで。
次回の冒頭のドタバタ振りにも今から期待w