たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

鉄人28号 最終話「罪と罰」

遂に最終回でございます。長いようで短かった本作品。迫力の有る戦闘シーンに定評がある今川監督に課せられた、枚数制限という名の枷。それによって生まれた、今までに無く「重い」鉄人。色々思うところはありますが、いつもの如く、感想だけで済ませておきます。例によって、ネタバレ部分は隠蔽。

残念ながら「大円団」という形にはなりませんでしたが、「戦争と戦後」という一つの大きなテーマを消化するに留めた所が、短所でもあり長所でもあったのかもしれません。
村雨、最後に見せてくれましたね。「もしや」とは思いましたが、やはりやってくれました。他のキャラは、敵役のビッグファイヤも含めてイマイチ見せ場が足りなかったような気もしますね。大塚署長も着替えて叫んだだけだったしw
そして、鉄人。数話前に前振りされていたとはいえ、あの最期の姿は哀しいの一言ですね。今川流のどんでん返しを期待していたのですが、最初に書いた通り、「戦争と戦後」というテーマを消化することを優先したのでしょうかね。ビターズエンド、と言った所でした。
だいぶ尻すぼみだった感はぬぐえませんが、まずまずの佳作だったのではないでしょうか。DVDでもマッタリ観直します。
(ここまで)