直リンク容認? 否認? 追記2
前回→http://d.hatena.ne.jp/sumida/20040514#p2
自分が直リンク原理主義者に傾倒できない理由を追記。
所謂「正論」は原理主義者の方に有る訳ですが、世の中正論ばかりじゃ成り立たないわけで。
問題は、何らかの理由で直リンクを遠慮してもらいたい、と思う人が実際にいる事であって、そこに「正論」をガツンとぶつけても怖がられこそすれ、啓蒙なんて出来ないわけで。
「ネットの正論」に絶望してサイトを閉鎖してしまったり、アクセス制限で閉鎖的なコミュニティを作られてしまったりする方が、情報共有の観点から見れば損失になるわけですから。
「天岩戸」の例を出すまでも無く、力押しばかりでは物事の解決には繋がりにくいもの。権利を持つ側が、もう少しだけ理性を働かせれば、案外すんなり事が解決するんじゃないかと思います。
先日の記事で「直リンク禁止厨」なんて中傷的な表現を使いましたけれども、そういった人々の何割かは、単に恐怖におののいて固く扉を閉ざしてしまっているだけなのかもしれません。
そういった人々に大しては、一方的に権利を主張するのではなく、一つ理性的な説得で持って当たるのが、権利を行使する者の義務ではないか、と
自問は尽きません。