今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
愛するマリーネを覇道という呪縛から救う為、アレクシスは遂に起った。
アレクシス率いる大軍を目にしたドーソン侯はマリーネに援軍を請うが、すげなく断られてしまう。やむを得ず恭順を申し出たドーソン侯だったが、アレクシスには非道を働いた者を許すつもりはなく、全面降伏を勧告する。
逆上したドーソン侯は、アレクシスを討つべく兵を挙げるが、アレクシスの完璧過ぎる戦術を前に大敗を喫してしまう――。
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感想
アレクシスは天才設定だったのか、と色々な意味でびっくりしてしまった。
絵画を描くような戦術……については、中々に気合の入った演出で描かれたが、絵面がややシュールに思えてしまい度々失笑してしまった(苦笑
ノルドとの決戦についても、やっていることは分かるがもうちょっと描き方はどうにかならなかったのか……? と思う部分が多かった。
さて、アレクシスは連合の盟主としてその力を見せつけた。全てはマリーネのために。
しかし当のマリーネは、むしろ逆上してしまった様子。
アレクシスがマリーネの気持ちを尊重する為に今まで兵を挙げなかったのと同じく、マリーネはアレクシスを来るべき大きな戦いに巻き込まぬ為に自らが覇王となろうとしていた。
悲しい二人のすれ違いが大陸に戦乱を巻き起こした一因なのだと考えると……はた迷惑なバカップルめ、などと思ってしまう(笑
せめて、マリーネがアレクシスをもっと信頼し、本心を打ち明けていれば……と思わずにはいられない。
もちろん、それはアレクシス側にも言えるのだが、彼には他人の話に耳を傾けるだけの柔軟さがあった。マリーネとの違いはまさにそこの所なのだろう。
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