今回の満足度:5点(5点満点中)
※原作ゲーム未プレイ
(以下ネタバレ)
あらすじ
デゼルは風になった。悲しみに包まれるスレイ達だが、デゼルの死を無駄にせぬ為にも災禍の顕主を浄化すべく決意を新たにする。
その頃、災禍の顕主は巨大な一匹のドラゴンと対峙していた。そのドラゴンこそは天族の頂点に立つ存在マオテラス。だがその身は既に穢れてしまっていた。一体マオテラスと災禍の顕主の間に何があったのか――。
感想
アリーシャとロゼがそれぞれ異なるパートナー同士での神衣を成功させている等、少々ご都合主義が鼻につく部分もあったが、好意的に解釈すれば「王道」ど真ん中であり、そこまでマイナス要因には感じなかった。
災禍の顕主が孤高の存在となるまでの流れは自業自得ながらも、穢れを浄化すべき導師が世界を危機に陥れる遠因を作ってしまった事、そして外道ながらも心のどこかでは人類全体の行く末を憂いていたという、災禍の顕主に残されていた僅かな人間性が何とも皮肉めいている。
先代導師が最後には憎しみに囚われてしまった件は、第一期でスレイがアリーシャを傷付けられた事に対する怒りを見事に飲みこんだ件との対比となっており、まさにスレイこそがマオテラスが求めていた人材そのものになりつつある事を示唆しているように感じた。
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