たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス #11「戦争」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
※原作ゲーム未プレイ
(以下ネタバレ)

あらすじ

戦争を止めるべく、アリーシャの部隊に同行するスレイ。
アリーシャは人間を、スレイは憑魔を相手にする事で、それぞれの役割を果たそうとするが――。

感想

前回が燃える展開過ぎたので、今回のアリーシャにとってもスレイにとっても試練でしかない展開は、胃が痛くなるものがあった。
優秀かつ志のある部下達に背中を押されてアリーシャが辿り着いたのは、志どころか軍人として矜持も欠片も持たぬ無能司令官と烏合の衆のただ中。不殺を貫いたアリーシャの背中を卑怯にも刺した若い兵士の顔に浮かんでいた表情は、享楽ですらなくただの怯え。これが戦略上重要な戦いなのであれば、兵士達の行動にもある程度の理があるはずだが、実際には奇襲を受けジリ貧の中でも意地と体面だけの為に戦い続けるような状況。大義どころか最早意味すらも失おうとしている戦場全てが、アリーシャの敵なのだろう。

そして憑魔と戦うスレイの前に、その元凶が姿を表した。災禍の顕主と呼ばれる超大型の憑魔。そのベースとなっているのは人間だというのが、果たしてそれは何者なのか? それを倒せば戦争は終わるのか? それとも、穢れとは関係なく人々は戦争を欲しているのか?

二期も決定したという事で、ここでアリーシャが死ぬような事はないと思うが……既に原作とは大幅にストーリーが(良い方向に)変わっているらしいので、此処から先は全くの未知の領域ということになりそうだ。

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