原作一部既読。第一期視聴済み。
(以下ネタバレ)
あらすじ
カネキが加わったアオギリの樹は、着実にその勢力を伸ばしつつあった。CCGでは本格的にアオギリの樹を壊滅すべく、新たな体制作りが進んでいた。その一環として亜門のもとへ真戸の娘・アキラが配属される。不遜とも言える独特の態度を崩さないアキラに、亜門は振り回されるのだった。
一方、カネキが去った後のあんていくはようやく日常を取り戻そうとしていた。カネキの事で思い悩むトーカだったが、当面の目標をカネキがかつて通っていた大学へ進む事に設定し、前に歩き出そうとしていた――。
感想
次々にCCGの支部を制圧していくアオギリの樹。その中にカネキの姿があり、彼の足もとにはCCGの職員らしき人々の死骸が。カネキが直接手を下したのかどうか、彼が生き残りに気付いていながら見逃した事実からも少々判別がつきかねる所ですが、CCGからの「眼帯の喰種」と呼ばれ注視されるようになったということは……一線を越えてしまった可能性が高く、なんともやりきれません。
一方で、壊滅的な打撃を受けた後とは思えない、どこか和やかな空気に包まれたCCGの面々ですが、これからアオギリの樹との全面抗争に突入するわけで、彼らの日常の姿を見るのはこれが最後かもしれません。新しい相棒には苦労しているようですが、亜門にはかつて自分を見逃した「眼帯の喰種」がアオギリの樹に参加して殺戮に加担しているという事実は重くのしかかるでしょうから、これからはシリアスモード一直線になるのでしょう。
あんていくの面々、特にトーカが表面上ではありますが日常を取り戻している事にほっとしましたが、CCGは20区に大規模な喰種の組織がある事に感づきつつあり、彼らの平穏は長くは続かないのではないかと不安になりますね。
もし、カネキの真の目的があんていくを戦いから遠ざける事だとしたら、なんらかの策を講じると思われますが……。
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