ガンダム Gのレコンギスタ 第4話「カットシー乱舞」感想

（以下ネタバレ）
G-セルフに乗り込んでいた為に宇宙海賊に囚われの身となったベルリ達。そんな彼らを救うという名目で、一部の人間の思惑によりキャピタル・アーミィの部隊が出撃する。クリムの指示でG-セルフを動かしていたベルリは、自らキャピタル・アーミィと戦うと申し出る。ベルリの母も存在を知らなかったキャピタル・アーミィへの不信感やノレドとラライヤを守らねばという思いもあったが、何よりベルリを突き動かしたのはアイーダに「返せない借り」を作ってしまったという負い目だった――。

何だか有耶無耶のうちに「味方」と戦ってしまった印象のあるベルリですが、一応キャピタル・アーミィという正体不明の「軍隊」への疑念からの決断という事で、何も考えていないようでしっかり周囲の状況を理解している模様。ただ、自分の介入でキャピタル・アーミィに戦死者が出ていて、しかも教官が部隊にいたという事は他にも知り合いがいたかもしれない、という辺りには全く思い当っていないようで……。まあ、逆に「戦闘なのだから人は死ぬ」というある種現実的な状況判断の結果なのかもしれませんが。

さて、ベルリが発動したG-セルフの謎の兵装や、クリムが語る「宇宙からやってくる敵」と、またまた明示的な伏線が飛び出しました。キャピタル・アーミィの設立はその「敵」に対するもので、一方アイーダ達の目的はキャピタル・アーミィのような軍事的組織への警戒のようですが、そのうち共闘する事になったりするんでしょうか。

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