たこわさ

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とある科学の超電磁砲S 第3話「超電磁砲量産計画」感想

第一期視聴済み。漫画版既読。
(以下ネタバレ)
布束の「あなた、オリジナルね」という言葉の謎を解くべく、かつて彼女が所属していた研究機関に潜入する美琴。そこには、街の噂として流れていた通りの「超電磁砲量産計画」のあらましが残されており――。
あんまりいないと思いますが、本編である「とある魔術の禁書目録」の知識無く今回のエピソードを視聴できた方はとても幸運なんじゃないかと思います。今まで完全無敵のヒーロー(誤用に非ず)だった美琴の身に、彼女自身の力ではどうしようもない、取り返しのつかない事態が発生するなんて思ってもみない展開でしたでしょうから。
作中の美琴と同じく、後ろ向きな楽観でもって「計画中止されてんじゃん! よかった〜」と胸をなでおろした直後に姿を現す「ミサカ」の姿に背筋を冷たい汗が流れたことでしょうから。
――ま、そもそも公式サイトでネタバレされてしまっているのでそういう人はあんまりいないどころか皆無なんじゃないかと思いますがねw
今回は所謂「溜め」の回だったので仕方がないことでしょうが、佐天さん達三人娘がキャッキャウフフしたり黒子が荒ぶったりするシーンが、段々とシリアスモードに移行してく美琴の心情とシンクロするうえではちょっと邪魔に感じてしまい、全体的に冗長な印象を受けてしまいました。せっかく漫画版が気合を入れてサスペンス展開の体裁をとっていたのに、そこのところはザンネンだったなぁ、と。
キャラクター戦略上はサブキャラ娘達が登場しないことの方がザンネンなんでしょうが、そこのところはまあトレードオフということか。