たこわさ

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ダーリン・イン・ザ・フランキス 第8話「男の子×女の子」感想


今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

とある出来事から13部隊の面々は、男女に分かれての大ケンカをしてしまう。
維持の張り合いが続く中、ゼロツーのイタズラにより、さらなる大事件が――?

感想

ロボットバトルアニメだからこそ、日常回等による掘り下げは大切だ――と私も常々主張しているが、本作の場合は「日常の合間にちょっとだけバトル」の雰囲気が既に出始めていて、「鉄血のオルフェンズ」第一期の中だるみを思い出す。
――つまりは、このアニメの出来に早くも危機感を覚え始めてきた。

とは言え、今回は全体的なテンポや演出、作画の流れが良かったので、その点は安心して観ることが出来た印象もある。
絵コンテ担当が岡村天斎氏だったので、納得の巧さだった。

肝心のストーリーに魅力がなさすぎるのが残念ではあった。
相変わらず、13部隊の面々が受けてきたであろう教育の内容と、彼らの価値観形成とかが乖離しており、何ともモヤモヤしてしまう。本作はディテールの欠如で本当に損をしていると思う。