今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)
あらすじ
手紙の代筆係である「自動手記人形」となることを望んだヴァイオレット。
ホッジンズはその申し出に驚きつつも、彼女を優秀な「自動手記人形」であるカトレアに預けることに。
カトレアはヴァイオレットの無機質にさに戸惑いつつも、温かく彼女を見守る。
だが、代筆係の先輩であるエリカとアイリスは、「自動手記人形」としての才能が全く感じられないヴァイオレットに複雑な感情を隠しきれない。
そんなある日、カトレアの不在時に難しい依頼を受けてしまったエリカとヴァイオレットは、遂に致命的なミスを犯してしまい――。
感想
公式サイトには話数ごとのサブタイトル表記がなかったので、本ブログでもそれを踏襲したいと思う。今後変更が有れば、その都度対応したい。
エリカは少々内向きながらも、自らを客観視出来る聡さも備えているようで、ヴァイオレット共々成長を期待したキャラクターといった印象。
アイリスは……いかにもトラブルメーカーといった印象。案外、ヴァイオレットではなく彼女の方がより多くのトラブルを起こしていくのでは……。
カトレアは色々と気が回る上に、ヴァイオレットの特殊な生い立ちを知る数少ない人物になるようなので、姉御ポジションを維持、だろうか。ホッジンズとの程よい距離感は好み。
ベネディクトは、第一話である種のいい加減さ、空気の読めなさを見せてくれたが……やはり女性陣からは嫌われている模様(苦笑)。
さもありなんと言ったところか。
客からの代筆依頼にとんでもない手紙をしたためてしまったヴァイオレットだが……Twitterで実況を眺めていたら、「面倒くさい女」という単語がズラッと並んだ位なので、あれはまあしょうがないと思ってしまった(笑)。
とは言え、「代筆屋」というのは依頼人が本当に伝えたい事は何なのか? までを引き出さなければならない職業ではあるのだが……。
しかし、ヴァイオレットは「愛してる」の意味が分からないというが、ギルベルトからの贈り物のブローチが戻ってきた時に見せた彼女の表情こそがそれな訳であり、つまるところ彼女は既に「愛している」の意味を知っている事になる。
が、自覚が全くない。
この歪さが救われる日は果たして来るのか。他人にはどうしようもない、この歪さが。
ギルベルトが「もう戻らない」というホッジンズの言葉も気になる所。
単純に死んでいるのであれば、もっと違う表現を使うのでは?
名家の子息である事から、家の事情という線も考えられるが。
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