テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス #23「風になる」感想
今回の満足度:5点(5点満点中)
※原作ゲーム未プレイ
(以下ネタバレ)
あらすじ
災禍の顕主を追い、地脈の中心点を目指すスレイ達は、その途中で廃墟となった街・メイルシオへと辿り着く。人々が姿を消して久しいその街で、スレイはグリモワールという長寿のノルミン天族に出会う。
グリモワールによって広い建物へ案内され、一時の休息を楽しむスレイ達。ロゼも全快ではないにしろ無事に目を覚まし、決戦に向けその意志を固める。
その夜、スレイは不思議な夢を見る。何処ともしれぬ場所に佇む一人の女性――ベルベット・クラウの夢を――。
感想
今回は、「テイルズ・オブ・ベルセリア」をプレイ済みであるか否か、で盛り上がり方が少々違った様子。私は未プレイなので分からなかったのだが、グリモワールもメイルシオの街も、ベルセリアで登場した要素なのだとか。ついでに言うと、スレイ達が少人数で先に進む例のシーンも、ベルセリアの名シーンのオマージュらしく……ここに来てようやく「クロス」してくれたのだな、と納得。
デゼルについては……ルナールと違ってスタッフが力いっぱいその散り際を描いてくれた事を喜ぶべきか、悲しむべきか。Bパートの一連のシーンは、UFOの近藤氏によれば、
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
— 近藤光(ufotable) (@hikaruufo) 2017年3月19日
#23 風になる
アフレコ台本の表紙はもちろんデゼル。
原画で大活躍の柴田裕介君が描いてくれました。
アフレコのBパート。高い緊張感。その中で全員リテイクなしの一発で決めてくれました。時間にして僅か10分。まさに花道でした。 #tozx pic.twitter.com/oB4mjq1Ro0
との事なので、キャスト陣にとっても非常に力の入ったエピソードだった事が窺える。
スレイの「綺麗事」を尊いと思ったからこそ、デゼルはその命を散らしたのだと、納得もできる。だがやはり、ようやく本心を見せてくれたキャラクターが即退場という流れは、悲しくて仕方がない……というか、これでロゼは直接戦闘力を失ってしまった訳だが……浄化要因に徹するのだろうか?
ルナールについては一応のフォローがあったものの、ロゼとの絡みもなく、結局視聴者にとっても「よく分からない」で終わってしまった……。
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