響け!ユーフォニアム2 第十三回「はるさきエピローグ」感想
あらすじ
三年生は引退を迎え、新しい部長・副部長も決まった。吹奏楽部は来年度に向かって動き出し始めたが、久美子の心はどこか晴れない。そんな中迎えた卒業式の日、久美子はあすかの姿を探すが――。
感想
あすかの父親からあすかへ、そしてあすかから久美子へと受け継がれたもの。それこそが本作が最初から最後まで描き続けた主題なのだと視聴者が気付いた時に放たれる「タイトル回収」の手並みは実に見事。
久美子の良い意味での直情的言動を受けたあすかの「またね」がじんわりと心にしみる。
優子や夏紀、秀一にもそれぞれ見せ場があり、「これから」を感じさせつつもあえて「終」で締めたその心意気をこそ買いたい。*1
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*1:もっとも、原作のストックがないらしいのでここで「終」としておかないと色々と面倒なことになりそうなので、そこへの配慮という部分もあるのだろうが。