たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Dimension W File.09「アドラステアの鍵」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

グラウンド・ゼロへ続く地下道でルーザーと対峙するマブチ。ルーザーはマブチこそが最も真実に近い所におり、記憶を失っている事自体が許しがたい事だと彼を糾弾する。その時、謎の球体が現れマブチはそれに触れ意識を失ってしまう。
球体により意識を失ったマブチ、そしてサルバは過去の記憶の世界にいた。グレンデル隊での訓練の様子、イスラで起こったクーデター、サルバとルワイの兄弟を襲う悲劇。過去の出来事が繰り返される中、やがてマブチは一連の事態の裏にいた黒幕と邂逅し――。

感想

サルバのルワイへの想いが愛憎混じったものである、と前回書きましたが、正しくはサルバが自分でも気付かないレベルのツンデレだったという事のようで(?)。踏み台にしか思っていなかった義弟をその実、誰よりも愛していたと気付いたのが取り返しのつかない事態が起こってしまった後だというのは何とも皮肉な話。
雅とミラの間には何かしら関係があるのだろうな、とは思っていましたが、やはりミラのボディは雅の為に開発されていたそれだった模様。しかもそれだけではなく、セイラ博士の手による人型ロボット達が雅用ボディの為のプロトタイプだった、というのはやや予想外。マブチがミラに冷たい態度を取っていたのは、思ったよりも複雑な想いからだったんですね。
一方、ルーザーの過去も語られ始めました。イースター島で働く科学者の一人だった彼が、いかにして妻(恋人?)を失ったのか。詳しくは次回以降語られる事になりそうですが、少なくともエリーはやはり彼女の実の娘ではなさそうですね。