たこわさ

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グラスリップ 第10話「ジョナサン」感想

(以下、ネタバレ)
透子と祐を呼び、決意の「告白」をした幸。合宿から戻り、今まで有耶無耶にしていたやなぎへの接し方をはっきりと定めた雪哉。「未来の欠片」が聞こえなくなって、改めて透子への気持ちを再確認し、動き出す――。

幸の「告白」が透子と祐、両方への本気のそれだった事が少々以外。てっきり、透子への想いを祐に包み隠さず明かす事で誠意をみせる、程度のものだったと思っていました。幸は祐を怒らせてしまった事で、彼の事も透子と同じくらい大切な存在だ、と思うようになったのですかね? 何やら憑き物が取れたような晴れやかな表情を見せていますので、これ以上の裏はないと思いたい。

雪哉とやなぎに関しては、雪哉が告白の前と同じ自然な態度で接してくれた事で、いったん関係をリセットした、という事なんでしょうかね? やなぎの涙が雪哉の優しさへのものなのか、それとも自分の恋がきちんと終えられた事へのものなのか、判断に悩むところ。その両方、というのが一番近いか。

駆については、口では「自分が透子に助けてもらいたかったのかもしれない」ような事を言っていましたが、祐や幸のように透子に近しい人間を頼り、状況に巻き込む姿からは、ただの独占欲ではなく透子の為に何か出来る事はないかを模索する姿にも見え。
しかし、まさか透子の視た光景を「未来の欠片」にする為にその場でキスをするとは思いませんでした。とんだラブハンターじゃな!!w 透子も恥ずかしがってもったいぶらずに素直に受け入れていたし。
……それとも、実はあの駆も透子が垣間見た幻視だったりして……。