グラスリップ 第4話「坂道」感想

（以下、ネタバレ）
やなぎがレッスン中に足を捻挫した。その出来事が透子達の関係に思わぬ波紋を起こす事に――。

大きく話が動いたわけではありませんが、色々な布石が置かれた回でした。

やなぎの捻挫をきっかけに、透子とやなぎは再びお互いの想いや意志を確認しあいましたし、やなぎと会った後に透子が学校に向かった事で雪哉と遭遇する事になり、改めて彼の自分への想いを再認識、そして雪哉からズバリ「駆が好きなのか？」と問われた事で自分でも思いがけないくらいに動揺してしまって、更にはやなぎの捻挫とにわか雨が生んだ駆とやなぎの接触を透子が目撃してしまって……これはまた色々と面倒くさい事になりそうです。

一方、白崎はうまく幸を映画デートに誘って上記の面倒くさい状況に巻き込まれずに済んだかに見えましたが……映画デートで爆睡するって白崎お前は本当にダメなやつだｗ　こりゃあ、彼の恋が実らなくてもあんまり同情を得られそうにありませんね。

ちなみに、思いのほかいい雰囲気を醸し出していた駆とやなぎですが、あれは吊り橋効果とかじゃなくて、お互いに好きな相手がいる*1という認識の上で会話しているので、自然と下心とかそういったものを感じずにいられた結果、なのではないかと思ったり。
これでやなぎがいきなり雪哉から駆に乗り換えたらP.A.WORKSアニメ史上最悪のヒロインの一人となりそうですが。

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*1:駆はやなぎが雪哉の事を好きだという事情を察しているし、やなぎの方は駆が透子の事を気にしていると思っている、という意味において。実際には駆が透子をどう思っているのかはまだ不明ですが。