白銀の意思アルジェヴォルン 01「遭遇」感想

XEBEC制作ということで私的には期待大ですが、さて。
（以下、ネタバレ）

アランダスとインゲルミア、二つの国が長きにわたる戦争を繰り広げる時代。難攻不落と言われた要塞・グレートウォールが陥落し戦局が大きく動こうとする中、新兵ススム・トキムネ属する独立第八部隊は謎のロボット（トレイルクリーガー）アルジェヴォルンと邂逅を果たす――。

第一話から主人公が命令違反、それもかなり致命的なそれを実行してゲンナリ。せめて謎の民間トレーラーの企業ロゴを見た隊長が態度を豹変させてGOサインを出すとか、そんな展開の方が主人公に対する好感度は上がったものを……。新兵だからといって敗走中に不用意な行動をとってしまうって、絶望的なバカだよな、と。
ヒロインとなりそうなジェイミーも初っ端から毒舌を連発してくれますが、あれはただ単に切羽詰まった状況だったから、と思いたい（苦笑）。
男女比に開きがないのは、戦争が日常化している世界だから、徴兵に男女差が存在しない、という事なんでしょうかね。昨今の男女比が著しく偏った世界観に閉口している身としては、この位の割合だと安心して観られます。私的には櫻井ヴォイスが格好良すぎるシルフィー姐さんが気になります。

ロボットアクションについては、久々に鈍重で「動く棺桶」チックなソレを観られてちょっと興奮。しかし、主人公メカたるアルジェヴォルンは打って変わって未来的リアルロボットな性能＝その時代におけるスーパーロボットという典型的な展開で、さてどうなることやら。

TOUGH INTENTION(TVアニメ「白銀の意思 アルジェヴォルン」オープニングテーマ)(通常盤)

KOTOKOさんとロボットアニメという組み合わせは久しぶりな気が。