たこわさ

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ニセコイ 第13話「ホウカゴ」感想+原作読み切り版について

原作既読。
(以下ネタバレ)
「約束の女の子」と思しき少女と撮った写真を見つけたものの、千棘とも小咲とも似つかないその女の子の姿に謎が深まってしまうお話。
どんどん普通の女の子になっていく千棘が、並行して楽の事を意識し始めている光景はニヤニヤものです。が、肝心の楽は小咲と実質的な両想い(ただし本人たちは気付かない)なので悲しい光景でもあり。
しかも「写真の女の子」と思しき「楽の許嫁」まで登場して……あれ千棘さん勝てる要素見当たらないじゃないか!w

さて、そんなアニメ本編はともかくとして、千棘がしっかり勝利している世界線のお話である原作読み切り版「ニセコイ」が収録されている短編集が発売されました。

こちらの設定では、基本的な性格などは変わらないものの、楽と千棘は幼馴染同士で、お互いに全く好みが合わない為顔をあわせれば喧嘩ばかりする仲ながら、実は幼い頃にちょっとした行き違いで互いに約束を破られたと勘違いしている事が仲たがいの原因で、実際には両想いだった、という按配になっています。
「幼い頃の約束」がキーワードになっているという点では連載版と同じ構造になっていますが……やっぱり「幼馴染としていがみ合いながらも腐れ縁が続いている」って要素は重要だったんじゃないかな、と連載での千棘の微妙な立ち位置を見るたびに思うのであります。