凪のあすから 第四話「友達なんだから」感想

凪のあすから 第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]

（以下ネタバレ）
予想通り、至は妻に先立たれていて、あかりとの事は不倫などではなく真剣に考えていたけれども、娘の美海は猛反対している、という事だったようで。まあ、予想通りというか見たまんまなんですが。
美海に対して「卑怯なのは嫌いだ」と諭した光はやっぱり根っこの部分では聡明な少年だな、と。……というか、美海→光のフラグが立ったように見えたのは気のせいでしょうか？ｗ
光達への嫌がらせを続けるクラスメイト達と、「卑怯な」手段で光達へ仕返ししたさゆの行動が偶然にも重なって、光が誤った怒りをクラスメイト達に向けてしまう件は秀逸。そしてそれに気が付いた光が、さゆ（とそれを庇った美海）を叱り付けるでもなく、意地を張ってクラスメイト達に謝らないでもなく、実にバカ正直な謝罪でもって事態を打開した事はなんとも爽やかな青春という感じ。もちろん、紡の助言や要がさゆを窘めた事も大きく寄与した事でしょうが、基本的には光の不器用ながらも真っ直ぐな言動、そしてそんな彼を支えるまなかの存在が事態を解決に導いたのでしょう。
これでクラスメイト達や美海達と光の関係は大きく改善に向かう事でしょうが、その変化についていけない人物が一人。ちさきです。彼女の迷い憂いが今後のトラブルの種になってしまうのか……？