たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2199 第15話「帰還限界点」感想

実は原作アニメはうろ覚えだったり。
(以下ネタバレ)
度重なるガミラスの威力偵察と物資不足に精神的疲労を隠せないヤマトの面々。彼らの行く先にはドメル将軍の完璧な包囲網が待ち受けていた。一方、ガミラス本国では帝国が瓦解しかねない一大事が発生し……。
いやいや、ドメル将軍が完璧すぎてヤマトが勝つビジョンが全く浮かびませんw もちろん、単艦であの包囲網を一度は突破してみせたヤマトの性能と沖田艦長の胆力は驚嘆すべきものですが、それでも物量・戦術ともにドメル側に利があった訳で。
しかも、ヤマト内部にはイスカンダル行きを良しとしない人々――イズモ計画推進派が着々とその勢力を拡大しつつあり。新見は当初からイズモ計画推進派である事が示唆されていましたが、まさか伊東と星名までその一派だったとは。伊東は新見を監視しているような節があったのでてっきりイズモ計画推進派の動きをけん制しているのかと思っていましたが、逆に推進派の一員として副長に近しい新見の事を監視していた、というのが正解のようで。
そして意外だったのが星名の存在。てっきり岬とイチャコラする担当だとばかり思っていましたが、岬の変化にも気が付いていたようだし、岬に「彼女」を憑依させたのも星名の仕業と考えるべきか?
他方、ガミラス本国でも総統の暗殺という一大事が……って明らかに影武者で、限られた人物にだけお忍びの事実を伝えて「反逆者」をあぶり出そうという作戦ですわな。いや、ここでデスラーが死んでガミラスが内戦状態に陥ってその隙にヤマトが目的達成、という阿呆みたいなシナリオだったとしてもそれはそれで面白いんですが(笑)。