たこわさ

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THE UNLIMITED -兵部京介- #07「超能部隊 前編 -Generation ZERO PARTⅠ-」感想

原作既読。アニメ前期は未視聴。
(以下ネタバレ)
舞台は一転、戦時下の日本へ。かつて兵部と不二子が所属していた旧帝国軍の超能力部隊のエピソードが描かれる。
本作は「絶対可憐チルドレン」のスピンオフ作品ながら少々ハードボイルドな味付けを濃くしてあって、そういった意味ではこの「戦時下の超能力部隊」のエピソードを描くのに打って付けの雰囲気を作っていたのだな、と色々と腑に落ちた感じがします。というか、この部隊の活躍だけで1クールかけて描いてもそれはそれで面白そうな気がw
薫と同じ平野綾さんが演じる少年時代の兵部は、未来の姿が「どうしてこうなった!?」と思えるような純真無垢さと意志の強さが滲み出ていますね。まるで横山光輝漫画の主人公のようです。
そして何より少女時代の不二子さんが可愛すぎる!! BBAの不二子さんもあれはあれで大好きですが、この名家の令嬢で礼儀作法も気品も兼ね備えているのに性根は勝気でプライドが高くて負けず嫌いで超能力に頼らなくても大人の男を一撃でのしてしまうツワモノでもある美少女って何だそのハイスペック!
今回の不二子さん見てて「時よ、永遠に止まれ!」とか思ったのは秘密だ!
――閑話休題
さて、一癖も二癖もある魅力的な舞台の面々については脚本の流れでざっと紹介されただけで済まされましたが、次回は零戦の試作機と超能力のガチバトルという熱い展開が待ち受けているだけに、各人の魅力が迫力満点のバトルの中で十全に描かれる事を期待。