たこわさ

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マギ 第14夜「アリババの答え」感想

原作知識は連載流し読み程度。
(以下ネタバレ)
王制を廃止して共和制に移行、と口では簡単に言えるが大変な事だぞ? とか思っていたらアリババ君が思いのほか他国の政治体制だとか人の心を動かす為に必要な言葉だとかを知っていて驚いた。この間までのヘタレ振りから成長しすぎだろう、という意味において。
ただ、練紅玉の本質を見抜いた上でハッタリかまして強引に交渉を終わらせた件や過去の事例を見るに、一度覚悟を決めてしまえばとことん突き進めるタイプなんでしょうな、アリババ君は。
そもそもモルジアナ達奴隷を解放した時にも、小国の国庫に匹敵するであろう迷宮攻略の戦利品を上手に分配しているわけで、大きな金の流れや人々の動かし方なんてものはとっくの昔に身に着けていた、と考えた方が自然か。霧の団でいまいちリーダーシップを発揮していなかったのは、どちらかというとカシムへの負い目からくる躊躇いによって動かされていたからか。
さて、見事に先導者としての役割を果たしたアリババ君ですが、カシム達が「黒いルフ」に操られるように王宮へと向かい始め……本当の試練は次回、か。

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