たこわさ

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BTOOOM! 第7話「仮想花嫁」感想

原作知識は連載初期で止まっています。
(以下ネタバレ)
ヒミコが以前出会った凄腕のナイフ使い・宮本。元傭兵だという宮本の圧倒的武力の前になす術もなく敗退するサカモト。彼が崖から落ちて気を失っている間にヒミコが連れ去られ……。
前回のように、追い込まれた上に状況を把握できている場合は無類の強さを発揮するサカモトですが、尾行というヒミコでさえ気が付くような当たり前の警戒事項に気が回っていなかったり、会話の中で自分達がチームである事をバラしてしまったりと、やはり弱点と呼ぶべきところが多い模様。
さて、平は手に大怪我――というか指が飛んでしまったように見えましたが――を負い、BIMは全て奪われ、ヒミコは連れ去られ、と絶望的な状況に置かれたサカモトでしたが、ヒミコが落としていった携帯電話の待ち受けを見て「あの女の子は自分がBTOOOMの中で『結婚』したHIMIKOじゃないのか?」と気付き発起。絶望に打ちひしがれる平を一時とはいえ置いていくことに後ろ髪引かれながらも、ヒミコとBIM・食料類の奪還の為に動き出します。
そこからの無双振りはまた激しいものがありますが、今回はどちらかと言うと敵の油断――傭兵というわりに獲物を前に舌なめずりという軍人にあるまじき行為――とヒミコの機転に助けられたところが大きかったですね。とはいえ、天井の穴に飛びつく動きはとてもヒキオタニートのそれじゃなかったですがw
サカモトは頭部に電撃を喰らって記憶障害を起こしていますが、実はそれ以外にも体になにかされてるんじゃなかろうか?
ヒミコとも何だかんだでいい感じに落ち着きそうですが、彼女はまだ自分の「正体」――実はサカモトの知っている「ヒミコ」が自分である――を隠していますし、平さんは再起不能になりそうな様子だし、このサバイバルゲームの終わりはまだ遠いようです……。