たこわさ

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ROBOTICS;NOTES #05「お兄ちゃんって呼んでいいですか?」感想

原作未プレイ。
(以下ネタバレ)
という事でここからが本番なのか、夜の公園で少女の幽霊らしきものを目撃した海翔は、学校で似たような噂話を聞きつけ、その手の都市伝説に詳しいと言う淳和の案内で噂の現場を巡る事に――。
普段やる気のない海翔がわざわざ他のクラスの女子に手伝ってもらってまで「少女の幽霊」の真相を探ったのは、「ゲジ姉」が語った過去に愛理が海翔に何度も接触を試みていたという事実から誘発されたものなんでしょうかね? それとも、視聴者に明かされていない海翔の「動機」があるのか。
しかし、淳和に対するナチュラルな接し方をみるに、海翔って実はやれば出来る子……?
さて、都市伝説の現場を回ったもさしたる収穫はなく、「果報は寝て待て」と言わんばかりに再び夜の公園で一人キルバラをプレイする海翔の元に、再び「ゲジ姉」からのメールが……。それに誘われるようにレーダー施設に忍び込んだ海翔が見たものは少女の幽霊……ではなく、ARアプリ「居る夫。」を介して初めて認識できるAI・愛理だった。ちなみに、「居る夫。」アプリは第一話で海翔があき穂に猫耳つけたりして遊んでいた奴ですね。
愛理、そして彼女の別モードである「ゲジ姉」から明かされたのは、彼女達が「居る夫。」サーバーに存在するAIだったり情報収集エンジンだったりするという事実でしたが、問題はその後、「居る夫。」の画面に表示された赤い電源アイコンをタップした海翔の目に飛び込んできたのは、「君島コウ」と名乗る人物の手による「世界の危機」を警告する謎のレポートだった……。
その内容は世界各地で発生している異常気象や電子機器の故障、そして何より海翔とあき穂が遭遇したあねもね号事件とも符合しているようで……?
中々息が詰まる展開でしたが、秀才っぽいのに地はアホ過ぎるミスター・プレアデスこと昴の珍妙な言動と、「(都市伝説が)気になるの?」と聞かれたのに海翔が自分以外の女子と仲良くしていることが気にならない訳ではない、と赤面しながら答えてしまったあき穂のアホ可愛さで少し息抜きできた感じ。