原作はノータッチ。
(以下ネタバレ)
貴志祐介氏のファンでありながら原作本については何故か食指が伸びず、今日の時点でまだ未読なんですが、本アニメを観て「原作知らない方が楽しめそうだな」という印象を受けました。
断片的に描かれる世界観、具体的な説明は無いがなんとなく状況から意味を想像できる専門用語、柔らかで美しいながらもどこか閉鎖感や不気味さを醸しだす作画などなど、饒舌さを廃しながらも視聴者がギリギリ咀嚼できるだけの情報量を詰め込んだ構成はお見事。
問題は、私の脳みそがその「ギリギリの許容量」についていけるかなんですがw
ちなみに、公式サイトのあらすじ読むと「本編でそんな事言ってないじゃんw」というような事まで書いてあったりするので、アニメ派の人は読まない方がいいかも。
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/14
- メディア: 文庫
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貴志作品は非現実が途中から現実と重なるような作風が多いので、本作もそれに該当するのかな?