Fate/Zero 第十話「凛の冒険」感想

（以下ネタバレ）
今回は賛否が分かれそうなお話でした。
原作の一エピソードを下敷きにしながらも、ほぼオリジナル展開。箸休め回、といったところでしょうか。
特に話に破綻は無く、よく描けていたと思いますが、あそこまで凛をクローズアップする必要はあったのかな？ と疑問にも思い。*1正直、いまいち視聴者に伝わっていないであろう時臣の内面を描いたほうが、本筋の補完的なエピソードにもなったのではないかな、と。
雁夜の矛盾をはらんだ優しさ――想い人の娘を助ける為に彼女の夫を殺す――の一部は視聴者に伝わったかもしれませんが。
しかしまあ、原作既読の方々はまさか千早もとい、コトミちゃんが助かるなんて夢にも思っていなかった事でしょうから、そういった意味ではナイスなサプライズだったかもしれませんね。
さて、次回はいよいよ本作最大の見せ場の一つですな！

『Fate/Zero』 Blu-ray Disc Box ?

そういえば、BD-BOX版では本編でカットされたり直接画面に出なかったりした部分も収録されるそうですが、キャスター先生と龍ちゃんのルンルン殺戮パーティーナイト♪ なんてBD画質で観たくもないのでほどほどにしていただきたいですなぁ。

*1:誤解の無いよう断っておくと、Fateシリーズで私が一番好きなキャラクターは遠坂凛です。