Fate/Zero 第九話「主と従者」感想
(以下ネタバレ)
- 冒頭、ケイネスが見ていた夢は、ランサーの生前の記憶。「Fate/stay night」をプレイした方なら分かると思いますが、マスターとサーヴァントは霊的に繋がっているので、えてしてああいった事が起こりうるのだとか。
- ディルムッドの逸話は、ケルト説話に詳しく無い人にはイマイチピンと来ないでしょうなぁ……。
- ちなみに、「人々の理想や幻想」が具現化した存在であるサーヴァントは「知名度」である程度能力に補正が入ります。元々イスカンダル(アレクサンドロス)というバツグンの知名度を誇る英霊を召喚するはずだったケイネスが、急遽ディルムッド・オディナというはっきり言ってマイナーもいい所な英霊を使わざるを得なかった、という事を考えると、彼のランサーへの冷たい態度もそれなりに納得がいくものなのかも、と。
- 逆に言えば、圧倒的な知名度の差があるにも関わらず、セイバーと互角以上に戦って見せたランサーさんは半端無い戦士なのかもしれない。
- ソラウさんが怖すぎる……。ケイネスに向ける表情とランサーに向ける表情とで全く違うやんか!!
- 前回、セイバーがいかに危険な行為(=ランサーを自分のマスターの元へ向かわせた)をしたのかが、切嗣の口からちゃんと語られて良かったな、と。
- 一方のライダー陣営。ウェイバー君は「自分の実力を認めさせてやる」とか誇大妄想チックな理由で聖杯戦争に挑んだ割に、見事にキャスターのアジトを探し当てた自らの手腕を「こんなもの魔術師として下の下」と言い捨てる辺り、実はかなり冷静に自分の力量だとかそういったものを量れる人間なんだろうな、と。そりゃあ征服王も思わず嬉しくなっちゃうわな。
- という事でキャスターのアジトへ吶喊したライダー&ウェイバー。そこで彼らが見たものは――いやいや、正直「カットしてくれてよかったー!」というか決してテレビではお見せできない光景なので、ウェイバー君があそこで気を失わなかっただけでも褒めてあげたい気分ですわw
- BDではかなりきわどい所までお届けされてしまうらしいので、観るのに覚悟が入りそうです。
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