たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Angel Beats! 第12話「Knockin' on heaven's door」

(以下ネタバレ)
オトナシ「このアニメのテーマは『愛』だったんだよ!!」
一同「な、なんだってー!? それは本当かオトナシ!?」
――という本編と全然関係ないコントはおいとていて。
あっさり消えてしまったガルデモ他の人々は、そもそもゆりやユイ程に強い未練を残して死んだ訳ではなかったのかな? と好意的解釈をしてみました。いつでも「成仏」出来た筈だけど、SSSの活動が楽しくてついつい長居をしてしまった、みたいな。
ここら辺の設定はイマイチつめられていないな、というのが正直な感想でもあるんですが、そこにツッコむのも野暮かな、と。
さて、主人公格のはずなのに今まで日陰者な印象の強かったゆりが、今回ようやく出番に恵まれましたね。
彼女が何故、主人公格の扱いを受けているかと言えば、恐らくそれは「もっとも晴らす事の出来ない未練の持ち主だったから」なのではないでしょうか?
彼女の未練は、「弟妹を救えなかった」というもの。他の面々は恐らく、「生前にやり残したこと」や「青春時代をやり直す」という未練を持っていて、それは「この世界」で晴らすのに向いている。けれども、ゆりは違う。
そんな彼女の前に現れた「この世界自分の思うような楽園に出来るシステム」。それを彼女は――拒絶した。
音無のように成仏する気・させる気が満々な奴が拒絶しても、全く重みも何も無い独りよがりな決断だったことでしょう。
しかも、ゆりの決断は「自分の未練を晴らす」ことよりも「戦線の皆の為」だったわけで。

その他

  • 遊佐がいなかったような……?
  • 五段、イケメンすぐるwww EDのTKとおそろいのポーズも良いですね。
  • 実はラスボスなんていなかったんだよ! という展開は賛否分かれそう。私は支持しますが。