たこわさPresents 2009年新作アニメ大賞
と言う事で、今年の新作アニメを(勝手に)表彰したいと思います(ベストエピソード賞を追記しました)。
ノミネート作品
範囲:2009年放映開始〜放映終了or放映中のアニメ新作で、私が鑑賞したアニメ(下記)。
- 続・夏目友人帳
- 空を見上げる少女の瞳に映る世界
- ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜
- WHITE ALBUM
- 真マジンガー 衝撃!Z編
- けいおん!
- 戦場のヴァルキュリア
- ティアーズ・トゥ・ティアラ
- シャングリ・ラ
- 涼宮ハルヒの憂鬱(二期)
- 狼と香辛料II
- 懺・さよなら絶望先生
- うみねこのなく頃に
- CANAAN
- 天体戦士サンレッド(二期)
- にゃんこい!
- とある科学の超電磁砲
- 聖剣の刀鍛冶
- アスラクライン
- 鋼の錬金術師 FA
「WHITE ALBUM」以外は、今の所全話鑑賞しております。
それでは各賞毎にいってみましょう。
ベストソング賞
- 「続・溝ノ口太陽族」(天体戦士サンレッド)
- 「Perfect World」(狼と香辛料II)
- 「深愛」(WHITE ALBUM)
2009年はアニソン豊作年だったと振り返る事になるかもしれない、と思うほどに、今年は良いアニソンが多かったように思えます。
manzo氏の歌う「続・溝ノ口太陽族」は、まさしく往年の戦隊物の後期OP的なノリを現代に蘇らせた名曲と言えましょう。「Perfect World」は個人的趣味から。「蜜の夜明け」と悩みましたが。
「深愛」に関しては、先ほど紅白で水樹嬢が歌っているのを聴いて、思わず入れてしまいましたw
「けいおん!」関連は悩みましたが、本編のノリがあってこその部分もあるな、と選外といたしました。
ベストオープニング賞
- 「けいおん!」
- 「空を見上げる少女の瞳に映る世界」
オープニングに関しては京アニ無双状態でしたw 他作品も全体的にOPアニメーションのクオリティは高かったんですが、それでも頭一個リードと言うか。
「けいおん!」は、あまりに真っ当すぎて文句の付け所がなかったですね。
「空上げ」は、本編が非常に残念な感じでしたが、OPの作画は神懸っておりました。
「ハルヒ」二期も良かったんですが、上記二つに比べると普通だったかな。
脇役キャラクター賞
- モモコさん(シャングリ・ラ)
- あしゅら男爵(真マジンガー 衝撃!Z編)
かつてここまでカッコイイオカマが居ただろうか!? という感じのモモコさん。中田ヴォイスがまた痺れるの何の。後半ただの脇キャラと化してしまったのが悲しかったですが。
そしてむしろ「主演」だったんじゃね? と言った風情のあしゅら男爵!! もともとマジンガーZを象徴するキャラクターでしたが、今回は見事に主役を食ってしまいました。
主役キャラクター賞
「明らかにイン……ナントカさんよりもこっちがヒロインだろw」と思ったのも今は昔、スピンオフ作品で堂々の主役を務めた我らがツンデレールガンに、2009年の主役キャラクター賞を贈りたいと思います。
バカップルだったで賞
- ロレンス&賢狼ホロ(狼と香辛料II)
一生イチャイチャしててくれ。オイラはそれを眺めて(・∀・)ニヤニヤしてるから、といった感じの嫉妬心も湧いてこないベストカップル振りでございました。三期の発表が待ち遠しいですね。
産業廃棄物だったで賞
- 「戦場のヴァルキュリア」
- 「聖剣の刀鍛冶」
2009年原作レイプアニメの二大巨頭にこの賞を捧げたいと思います。原作レイプでも面白ければよかったんですが、どちらもご都合主義かつキャラクターの脳みそが腐っておりましたので、救いようがありませんな。
ベストエピソード賞
もうこの二つしか浮かびません。
「呪われた罪人の烙印」は、作品に対する評価を180度改めさせられたエピソード。
「大団円」は、ぬるいアニメばかり観ていたところにガツンと一発喰らった気分でございました。
優秀作品賞
今年は安定しない作品が多かったなぁ、という印象の中上記5作品は最初から最後まで楽しんでみることが出来ました。
「ハルヒ」は「エンドレスエイト」で批判意見も多々あったようですが、私の周囲のアニメ好きからは概ね好意的な感想を多く聞き、私自身もまさかTVアニメで舞台演劇のような感覚*1を得られるとは思っても見ませんでしたので、むしろ非常に楽しめたと言えます。
「狼と香辛料II」は、中途半端なところで終わってしまったので、アニメだけ観ている人にはちょっと気の毒でしたが、それでも相変わらずのハイクオリティ。
「続・夏目友人帳」に関しては、「一番安心して見れた作品」という印象。「けいおん!」が面白かったのは言わずもがな。そして低予算でも十分面白いアニメは作れるんだ、と教えてくれた「天体戦士サンレッド」。
振り返れば「2009年は豊作だった」と思えるのかもしれませんね。
……そして今年の最優秀作品賞は――。
最優秀作品賞
- 真マジンガー 衝撃!Z編
文句なしに今年ナンバー1の面白さでございました。アニメに対するリテラシーが低い方*2からは、非常に辛口な評価を与えられているようですが、今川監督の熱い魂はまだまだ健在であり、スーパーロボット物は不滅なんだと教えてくれた傑作でございました。
で、続編はまだですか?w
最後に
という事で、駆け足でお届けした2009年新作アニメの総括、いかがだったでしょうか?
今年は私的にも公的にも色々ありまして、あんまりいい1年では無かったのですが、こうしてアニメを振り返ってみると「案外充実してたんだな」とも思え。
それでは、2010年も楽しいアニメが観られる事を願いつつ、また来年! 良いアニメを!
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