鋼の錬金術師 第11話「ラッシュバレーの奇跡」

（以下ネタバレ）
全体的に、よくまとまっているなぁ、という所なんですが、やはりバッサリと原作のいい感じのエピソードがカットされているのは残念だなぁ、と。
エド達とパニーニャの追いかけっこが街中からドミニク家前に変更されている辺りは、強引ながらも「尺の都合上しょうがないよね」レベルなんですが、橋が落ちててそれに対して何も出来なかったからこそ、エドは絶望感に打ちひしがれ、そしてそれを勇気付ける意味も込めてウィンリが奮闘する、という彼らの絆を象徴するエピソードでもあっただけにそこいらをまとめてカットしてしまったことは非常に残念だったな、と。
全体的にきれいにまとめようとして、一見なんでもないエピソードが実は大事な意味を持っている、という原作の巧みな部分を台無しにしてしまっているんじゃないかな、と思うわけですよ。