たこわさ

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とらドラ! 第13話「大橋高校文化祭【後編】」

(以下ネタバレ感想)
みのりんがキレた理由とかに舌足らずさを感じる、といった感想が多いみたいなんですが、私的にはすんなりと今回の話を飲み込めましたね。
ようは、大河が自分には何も話してくれない家庭の事情を、竜児は現在進行形で関わっている、という竜児に対する嫉妬心に加え、恐らくは「高須君なら大河を任せられるよ!」的な発言や態度を重ねてきた彼女だからこそ、竜児が大河の父親の本性を見抜けなかった事に失望からくる憤りを感じたんだろうなぁ、と。
つまりは、竜児がみのりんに対して思った「櫛枝があんな事を言う奴だとは思わなかった!」と同じ感情を抱いたんじゃないかと。
後は、前回と今回で描かれたように、裏切られても裏切られても、大河はやっぱり父親の事が好きなんですよね。口では悪く言いながらも、直向に慕っている訳です。それだけに、父親にたとえ些細な事でも「裏切られる」事は、彼女にとってとてつもないダメージだった訳で。
「なんだ、すっぽかされた事くらい大した事じゃないじゃん拍子抜け」とかいう感想を抱いた方々は、もう少しセンシティブな感情を読み取ってもらいたいなぁ、と。