たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

コードギアス 反逆のルルーシュR2

今週からOPやEDを飛ばさなくて済むようになった。が、そんな事はどうでもいい!
(以下、重度ネタバレ)
シャーリィィィィィィ!!。゚(゚´Д`゚)゚。
いやね、死亡フラグバリバリだったし、新OPには姿が見えないし、色んなTV情報誌でネタバレされてたしで分かっていた、分かったいたけど……。
疑心暗鬼の中から、それでもルルーシュを信じ愛する道を選んだその矢先にあんな最期が待っているなんて、酷すぎる(TдT) もちろん、感情が先走って戦場にのこのこと出て行ってしまった迂闊さもあるんですが、それにしたって、あんな死に方酷すぎるー。
直接的な描写は無いけど、ロロが実行犯で間違いなしか。今感想書きながら録画を見直してますが、OPで微笑むロロに殺意に似た感情が……。ルルーシュはロロが仇である事を知らずに、今後も兄弟ゴッコを続けちゃうんですかね。
もう、ジェレミアのツンデレっぷりとか*1、コーネリアの素敵即殺→相手が不死身で監禁とか、素敵な展開が沢山あったのに、全部が吹っ飛びました。
そして、もちろん一番かわいそうなのはルルーシュとシャーリーなんですが、スザクにとってもまた悲劇なんですね。全部の状況は知らないけれども、それでもスザクのルルーシュに対する感情を的確に理解してくれたシャーリー。彼はまた、「自分自身を分かってくれる人」を「守れなかった」わけで、どんな後悔が彼を襲う事になるのか……。ルルーシュとの確執もまた広がってしまうんでしょうね。

「ギアスの力はお前を孤独にする」という前期第1話のC.C.の台詞の通り、ルルーシュの立場を理解し手を差し伸べてくれたユーフェミアはギアスの暴走の結果自ら殺す事になってしまい、そして今回も全てを乗り越えた上でルルーシュを愛してくれたシャーリーを失った。ルルーシュが手を携え共に歩んでいこうと思えるような人物は、直接的にせよ間接的にせよ、ルルーシュ自身のせいで命を落としていく。
第2期に入ってから、「自分ひとりの理想だけではなく、全てのゼロを必要とする者達のため」へと、その行動原理を変えつつあったルルーシュ。しかし、どんな理由であろうとも沢山の命を、運命を蹂躙するその行為には代償が付きまとう。ルルーシュの場合、それは自分を理解してくれる人々の喪失という形だったわけです。
今まで、ある意味ルルーシュ「日常」の象徴であったシャーリー。彼女を失ってしまった事で、彼が今後一体どんな道を歩む事になるのか……。
そして、死して後エンディングで一枚絵をGETしているシャーリーに再び涙しつつ今回の感想を終わるのであります。*2

*1:ちなみに、ジェレミアがマリアンヌ暗殺時の護衛だったという設定は、外伝ストーリーにて既出とのことです。

*2:人気投票とかで徹底的に無視されている彼女がやっとピンでEDを飾れたなんて涙無しには見られない。