森山大輔「ワールドエンブリオ」(3)
- 作者: 森山大輔
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2007/08/09
- メディア: コミック
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この、森山大輔さんの漫画の素晴らしい所は、常に「何かが始まっていて」そして「何かが終わっていく」様をごく自然に描ききっているところであると思います。何かが始まるという「希望」と何かが終わるという「絶望」を描くのが上手というか。
そして、そんな中で、全力で生き、あるいは死んでいく若者達の姿のその鮮烈さが、何よりも良い。
次巻、ついに主人公・陸の抱えてしまっているある種の「歪さ」の正体が明らかになっていく訳ですが、いやはや、やっと「本編が始まる」感じなのに、今までも十分クライマックスの連続だったので、これからどうなっていくんだろう、と今からワクワクしております。
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- [「ワールドエンブリオ」(1) 感想