何か私が普段見て回るブロガーの皆様が、揃いも揃ってこの決勝戦を扱下ろしてるんですが、やっぱり皆サッカー普段見ないのナーと実感してしまった訳で*1。
普通、大規模な大会の決勝戦って、もっとお互いに守りに入るサッカーというか、戦術も選手の動きも堅実すぎて詰まんない物になりやすいんですよね。よく言えばお上品、悪く言えばこじんまりなサッカーに。
それに比べると今回の決勝戦は、お互いに貪欲にゴールに執着するし、ジダンはヘッドバッド決めて退場するし、決着はPKだしで*2、これはもう考えうる中でも上の部類に入る決勝戦だった訳で。
ジダンのヘッドバッドにしたって、「スポーツマンシップはどこにいった」なんて非難する人も居るけれども、それは甲子園の如き偽物のスポーツマンシップに洗脳されすぎだと思う*3。本当のスポーツマンシップってのは、「手加減しない、全力で相手を倒す。それが相手に対する最高の敬意」位のものであって、相手の弱点を攻めないでフェアに行こう! なんてアマチュア精神とはかけ離れたものな訳で。
真のスポーツマンというものは、えげつない手を平気で使うし、自分が使われても平然としているものです。