たこわさ

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Fate/stay night 第6話「魔術師二人<後編>」

所々作画が粗い気がしますが、まだ大きくは崩れませんね(以下ネタバレ)。
前回に引き続き非常に密度の濃い回だったんですが、細かい部分のアラが目立った気もしますね。
凛がガンド撃ちを乱射するシーンは、相変わらず迫力不足。もっと飛び交う机やら椅子やら士郎の焦りやらをクローズアップしないとね……。殆んど固定カメラなので、乱射が終わったらいつの間にやら椅子や机が散乱してる、みたいなマヌケな流れに見えてしまいました。
女生徒の手当てをする凛に士郎が既視感を覚えるシーンは、結局まだ凛の宝石がどうなったのか明示されてないので、流れから浮いて見える感じも。今後、この伏線の処理がされないとなると、非常におざなりに終わるような気がしますが。
ライダーVS士郎は、……相変わらず戦闘シーンの作画に迫力がないな、という感じ。林の中を士郎が彷徨う辺りは中々堂に入っているのに、もったいない。
で、遂に出ましたな、ハラペコセイバーの片鱗が。原作では、最初はクールなセイバーが、衛宮家の豊かな食生活で段々と堕落していく感じが面白かったですが、アニメではどの程度それを再現するのやら。あんまりやりすぎると、シリアスに戻れなくなりますからねw
さて、クライマックスのアーチャーの長台詞。アーチャースキーとしてはあのシーンをやってくれただけでブラヴォーなんですが、一つ致命的なミスらしきものが。
何故かアーチャーが「士郎を襲ったのはライダーのサーヴァント」という事実を知ってるんですよね。そら、消去法でいくとアサシンかライダーの二択ですけれども、士郎と凛の会話でも相手サーヴァントを特定した事実は出てこなかったわけで。
ここで、原作のネタを知っている人間なら「アーチャーは『知識』があるため、士郎がライダーに襲われるという事を知っている」とか深読みを出来てしまうんですが、まあ多分単純に脚本のミスでしょうな(じゃなかったら私が見落としていたか)。