京極夏彦「百器徒然袋-雨」
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/15
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 59回
- この商品を含むブログ (112件) を見る
話自体はどれも結構陰惨な事件を扱っているのに、あんまり暗い気持ちにならないのはすごい事だ。何か、京極堂が仕切るよりもすっきりするのは気のせいだろうか?w
個人的ツボは、河原崎の「神であります」発言と解説の阿部寛。特に阿部寛の解説には、所々映画版「姑獲鳥の夏」への皮肉ともとれる発言がちらほら見えて、色々な意味で楽しめましたわ。